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オリオンをなぞって

オリオンをなぞって 【2】

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「ちょっ、そこは……反則」
 慌てて押し留めようとしたが、もちろんバーナビーは何も答えてくれず、反対側の突起まで音を立てて吸われてしまった。
「あっ! あぁ…っ」
 自分の意思に反して、勝手に反応してしまう四肢。知らぬ間に口からこぼれ落ちている声。
 終わったばかりで身体の奥底に燠のように燻っていた熱が、再びじわじわと煽られていく。行為の最中にもさんざん弄られていた胸の突起は過敏になりすぎているのか、ヒリヒリして痛いぐらいだ。
「お、おい。もう、よせって」
「悦くないですか?」
 それじゃあと突起が解放されて安堵したのも束の間、バーナビーが少しばかり身体の位置を下げたかと思うと、腰骨に軽く歯を立てられた。
「えっ?」
 そしてすぐに舌で同じ位置を舐められ、そのまま舌は脚の付け根へ。
 危険領域へと侵入していく。
「えええっ?」
 さすがにそれはマズイだろうと焦った虎徹がジタバタしても、すでに腰はがっちりホールドされていて逃げられない。
(……やべぇ)
「いい加減にしろ、バニー! 今夜はもう打ち止めだって言っただろうが!」
「ええ、分かってます」
 仕方なく一喝してやったら案外素直に聞いてくれた。と、思ったのだが。
「だったらとっとと離して……」
「ですから、虎徹さんは何もしなくてもいいですよ。もちろん僕だって無理やり最後までなんてしません。キスだけという約束は守ります、安心してください。ただもう少しだけ、あなたを可愛がらせて欲しいんです」
「かわ……」
 甘ったるい声でねだられて、虎徹は天を仰いだ。
(いやだからさ、おじさんが言ってるのはそういうコトじゃないんだよ)
 意表を突かれたせいか、反論がするりと喉から出てこない。
 今日は絶対流されないぞと誓ったはずなのに、バーナビーに不意を衝かれたせいだろうか。気づいた時には右の足首をつかまれていて、持ち上げられた足の指を口に含まれてしまったのである。
「お、おい……んっ!」
 指を一本一本ねっとりと舐められるたびに、ぞわぞわと震えが走った。気持ち悪いのに、なぜか下肢にどんどん熱が集まってくる。
 そこは胸の突起同様、バーナビーに触られるまではほとんど意識したことなどなかった部分だ。しかし男でも指と指の間などは思いのほか敏感な箇所らしく、舌を這わされるとたまらなかった。身の内に燻っていた燠を煽られたからか、よけい火がつくのが早い。
「それ……やめ…っ」
「どうして、です?」
 指を丹念に舐めていた舌が、やがて足の裏にたどり着いた。中央よりやや下あたりにある小さなホクロも、バーナビーによって暴かれてしまった弱点の一つだ。
「ここ……」
 確かめるように声を出しながら、舌先でホクロを突付かれる。すると一瞬、足裏から股間へとビリビリした痺れが駆け抜けた。
「ひっ! あ……あ、ぁ…っ」
「虎徹さんが感じやすいポイントですよね」
「ちがっ……ん、んんっ!」
 どうしてそんなところが、と自分でも不思議でならないが、確かに足の裏を舐められると驚くほど腰にくる。妙に弱いのだ。
「これはきっとシリウスです」
「シリウス? ……って、なんのはな……あっ、あぁ!」
 よく分からないことをつぶやきながら敏感な箇所をしつこく舐められて、だんだん息が上がってきた。もちろんそれだけで終わるはずがない。ぐいっと大きく脚を割り開かれて、あらわになった脚の付け根にも舌を這わされた。
「ちょっ、待てま……ぅ…んんっ!」
 上から強く腿を押さえつけられ、無防備に晒された付け根を舌でいたずらされて、思わず腰を捩り立てる。その動きがバーナビーの目から見れば、まるで誘っているようだなんて、少しも考えずに。
「……ぁ……やめ…っ」
「星の名前ですよ。冬の大三角形、覚えてませんか? オリオンの三つ星と一緒に見つけられる明るい星です」
 尖らせた舌先で際どいラインを擦られ、勃ち上がりかけている雄芯や淡い茂みの中をくすぐられる。
「だから、それが何…………やっ……そこ、触んな…ぁっ!」
 楔の根元を強く吸われると、すでに打ち止めだったはずの虎徹の分身がグンと頭を擡げて反り返った。それを見たバーナビーが小さく笑ったような気がするのは、カン違いじゃないだろう。
「ひっ……ぁ、ああっ!」
 根元だけでなく先端までしっかりと舐め上げられ、甘噛みまでされて、びくびくっと勝手に腰がうねる。
「ここにね、三つ星があるんですよ」
 舌先で突付かれたのは股の内側、関節ギリギリのあたりだった。
 会話の合い間に、そこをぬるりと舌が這う。
「な…に? …………あ、あぁ、よせ…って」
「三つ並んだホクロ。自分では見えないでしょうけど」
「……ホクロ?」
「本当の三つ星はオリオンの帯なんですけどね。あなたのはずいぶんいやらしい位置にある」
「ん…なの、知るかっ……あぁ!」
 くすりと笑われて、虎徹は必死で言い返した。

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