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Smell The Roses

Smell The Roses 【2】

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「……絶対おまえの趣味変だぞ、バニーちゃん」
 自分で言うのもなんだけどさ、と力なく笑うしかない。
 そんな自虐に満ちたツッコミも結局「虎徹さんはジョークがお好きですね」なんて軽やかに躱されてしまった。
(そうじゃねぇんだよぉぉぉ――――っ!)
 心の叫びはなかなか届かない。バスタブの湯は見る見るうちに溜まっていく。
 ふと気づけば、これまたやたらに広いバスルームでイケメンの後輩にシャツのボタンを外されている中年が約一名。なんともやるせない展開だ。
「だからっ、こういうのはさ……やめようぜ」
 あっという間に脱がされかけたシャツ。ベルトを外され、ジッパーまで下ろされてしまったズボン。その素早さに慄きながらも、虎徹はやんわりとバニーの手をつかんで引き剥がす。
「確かに最初は酒の勢いでついやっちまったけど、やっぱダメだろ。なし崩しでこういう関係を続けんのはさ。俺たち仕事のパートナーなんだし」
 キッパリと告げて、一歩離れた。
「……虎徹さん?」
「分かってくれよ、バニー」
 視線を外したまま背中を向ける。
 そもそもの間違いは、最初に二人とも酒に酔った状態でイタシテしまったことだ。男となんて冗談じゃない。普通ならその一言で終わるはずなのに、長らくご無沙汰だった身体は意外なほど刺激に弱く、ついうっかり流されてしまった。
 おかげで腰のだるさや疼痛と共に目覚めた翌朝の気まずい空気といったら……。記憶が飛んでいないことに内心かなり気落ちしたが、それでも一夜の過ちで終わらせるつもりでいたのだ、その時点では。なのにバーナビーときたら相変わらずモテモテのくせして、その日以来おじさんシンドロームにかかってしまったようで、アプローチは日毎濃厚になっていく一方。ジェイクを倒してからはエスカレート気味で、一段と押しが強くなった。
 とはいえ躱しきれずに何度もベッドインしてしまい、同じ轍を踏みまくっている状態の虎徹はいささか詰めが甘いのかもしれない。
「どうして今さらそんなこと言うんですか? もう何度も僕を受け入れてくれてるのに」
「あー……まぁ、そうなんだけどよ」
 確かにそうだ。お説ごもっとも。そんな気ありませんでしたなんて言い訳は、いくらなんでも遅すぎる。
 だいいち――――
「それとも僕を焦らしてるんですか?」
「……ぁ」
 後ろから抱きついてきたバーナビーに二つの胸の突起を同時にキュッと摘まれて、虎徹はびくんっと背をしならせた。本人が何をどう言おうと、慣らされつつある身体が勝手に反応してしまうのだから、始末が悪い。
「よ、よせって……」
「嫌じゃないでしょ? ここ、好きですよね」
 バーナビーの繊細な指が敏感な突起を押し潰したり引っぱったり、捏ね回して弄ぶ。
「……んっ…んんっ!」
 たちまちぞくぞくと甘い痺れが背中から腰まで駆け抜け、男の自分には不似合いな甘ったるい喘ぎが洩れた。それに気をよくしたバーナビーがさらに乳首を嬲ってくる。
「ほら、もうこんなに硬くなってる」
「ちょ……い、痛いって」
「嘘はいけませんよ、おじさん」
 背後からぴたりと身体を密着させられ、耳の穴に舌を差し入れられる。
「そろそろ舐めたりしゃぶったりして欲しいんじゃないですか?」
 そんな意地の悪いことを囁きながら、くすりと笑われて、カッと全身が火照った。ただし感じているのが怒りばかりではないから、もう終わってんじゃないのかと自分で思う。
 バニーの舌がねっとりと絡みつき、強く吸われる瞬間を思い出すと、まだ触られてもいない分身が硬くなったような気がした。
(くそっ!)
 男のプライドとか、先輩としての矜持とか、簡単には振り捨てられないものが虎徹自身を責める中、抗いがたい快感の波に攫われそうになって思わず目を閉じる。
 すると、くるりと身体を反転され、バスタブにもたれさせられて、ズボンと下着をまとめて腿の付け根あたりまでずり下げられた。おかげで大事な息子はすっかりエロ兎の目に晒されてロックオンだ。
 やばいなんてもんじゃない。
「うっ…!」
 案の定、身構える暇もなく三ヶ所同時に愛撫を与えられて、虎徹は息を呑んだ。
 いつの間か頭を擡げていた雄芯を根元から扱かれ、同時に右の乳首を再び指の先で、左側を口中に含まれて舌で転がされて攻められる。しかもその触り方が、大事に扱ってくれるのは大変ありがたいのだが、微妙にじれったくてうっかり自分から腰を押しつけてしまいそうになるところが実に恐ろしい。
「……っ、ん、んんっ!」
 特に口の中でねっとりと唾液を絡められる感触はなんとも言い難く、勝手に腰が疼き出して焦った。みっともない声を堪えるのが精一杯だ。
 脚の間に割り込まれているので股を閉じることもできず、後ろはバスタブに遮られて、逃げることもできない。おまけに真面目で優等生のバニーはこんなときまで熱心で、少しも手を抜いてくれない。
「あっ、あぁ…………くっ、うぅ!」
 どんどん追い上げられて、先端からトロリと溢れ出してきた先走りの雫が、虎徹の分身を扱くバニーの手のひらの中でくちゅくちゅとか、にちゃにちゃとかいやらしい音を立て始めた。
 この効果音は結構絶大だ。恥ずかしさが一気に増す。
「ちょっ……バニー、まさかこのまま……?」
 いくら感じていても、若い頃のようにあっけなく放出することはなくなったが、ずっと刺激を受け続けていたら達してしまうだろう。こんなふうに自分だけ感じさせられて出すのは嫌だと目で訴えると、大丈夫、まだイカせませんよ、とバーナビーが笑った。
「せっかくだから一緒に入りましょうか」
 さわやかな笑顔で告げた相棒に、結局上も下も全部脱がされて、湯の溜まった大きな浴槽に引っぱり込まれる。
 うっすらとピンク色をした泡がいっぱいの浴槽からは、何やらいい香りがした。

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