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オリオンをなぞって

オリオンをなぞって 【4】/完

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 一気に奥まで突き立てられた欲望の証が、腹の中でドクドクと脈打っている。この有り様ではすぐにでも意識を持っていかれそうだ。
「く、るし……」
「大丈夫ですよ。まだ中が濡れてるから痛くはないでしょう?」
「ひっ! あぁ……あ、そん…な、こと」
「入り口だってちゃんと緩んで、広がってる。あなたのココはいやらしいから」
「やっ……まだ、早…………ああぁっ!」
 笑いながら揺さぶられて、ひと際高い悲鳴が上がった。躊躇なく律動を開始され、硬く屹立していた物の感触が内側の粘膜を抉る。ギリギリまで引き抜いたかと思うと一気に最奥を突いてきて、穴の中を思いきり掻き回すように大きくグラインドされると、足の先まで痺れが駆け抜けた。
「……はっ、ぁ…んんっ……」
 嬌声は隠しようもないほど濡れていて、すでに息も絶え絶えだ。
 やがて大きく腰を回す動きから一転して、素早い抽挿で小刻みに奥を突付かれると、やわらかく敏感な内壁を何度も強く擦られて、じわりと涙が滲んだ。
「ほら、奥までトロトロですよ。絡みついてくるの、分かります?」
「あっ! あぁ…………やっ…ぁ」
 おまけに時折わざとリズムを変えてくる。意地の悪い動きだ。
「もっと欲しいって正直に言ったらどうです?」
「う、るせ……」
 余裕ぶりやがって。そう怒鳴りたくても声が出てこない。
 だが、濡れて重たくなった睫毛を懸命に瞬かせて、自分に伸しかかっている男を見上げたら、額や首筋にきれいな玉の汗が浮かんでいた。表情にセリフほどの余裕は窺えない。
 容赦のない腰の動きは、すなわち衝動と欲求の強さを表しているわけで――――
(あーあ……んな、必死になっちゃって、まぁ。ヒーローいちのイケメンがこんなおじさん相手になんてザマだよ)
 可愛すぎだろ、と笑い出しそうになった。
 その結果、
「まだまだ余裕ですか? だったら何も考えられなくしてあげますよ」
 緩んだ表情をバーナビーに誤解されて、腰だけを高く抱え上げられ、乱暴なくらいに何度も激しく突き立てられるというオプションが付いてしまったのだが。
「ひっ! ちょ……ちがっ……あ、あああっ! よ、よせ…って」
 文字通りぐちょぐちょと音がするほど激しく中を掻き回されて、悲鳴にも似た嬌声を上げさせられた。
「虎徹さん…………虎徹さん」
 それでもしだいに混濁していく意識の中、荒い息の下から何度も名前を呼ばれて、熱すぎるほど火照った身体の中で胸のあたりだけが妙にくすぐったくなる。
(……ったく、つくづく甘いなァ俺も)
 自嘲しながらも、気づくとバーナビーの背中に腕を回していた。
「あっ、あっ…ぁ」
「はっ……は…ぁ」
 二人の荒い呼気が徐々に重なっていく。
 腰の動きも。
「んっ……んっ!」
「あっ……あぁ!」
 そして心臓が今にも張り裂けそうなくらい鼓動が速くなってきた頃。
「も……イク」
「僕も…です」
 うわ言のように洩らした一言に答えるバーナビーの声が聞こえてきて、中がうねるように動いた次の瞬間、二人に解放の時が訪れた。
「――――くっ……!」
 バーナビーが中に放つのを感じて、虎徹もまたびくりと腰を戦慄かせる。
 ガクガクと震える手足。背中に縋る指に力がこもる。
 ぐっと押し寄せてくる快楽の波に攫われて。
「あっ…………は、あぁぁ――――……っ!」
 目の前が白く弾けた直後、ろくに触られてもいない砲身から白濁した雫を撒き散らして果てていた。


 苦しいほどの呼吸が少しだけ落ち着くのを待つ間も、汗が首筋を流れていく。
「……ったく、二度目だってのに……飛ばしすぎだろ」
 ぜえぜえ喘ぎながらつぶやくと、虎徹に覆い被さるようにしてベッドに倒れ込んでいたバーナビーがわずかに面を上げた。
「……すみません。つい、夢中で……」
 照れた顔が予想外に可愛かったので、文句はそこで途切れた。
「…………次は、加減しろよ」
「はい」
 噛み合わない部分はたくさんあるから、なんだかんだと文句は多い。ケンカもする。
 それでも――――
(ま、相性は悪くねぇ…………いや、最高かもな)
「好きですよ、虎徹さん」
「……ああ…………俺もだよ」
 仕事でも、プライベートでも、いい相手にめぐり会えた。その幸運に感謝しながら、二人はシーツの上で甘いひと時を味わっていた。
 今度はホクロではなく幸せの記憶をたどりながら。

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